今年の5月、興味をそそられるバーがオープンした。その名も「ハッカーズバー」。
公式サイトから概要を抜き出すと、
六本木にハッカーがおもてなしをするバーが誕生しました。
「Hackers Bar」は、ハッカーのプログラミングライブや ビジネスメイキングを楽しむ空間です。
ハッカーとは、難しい課題、問題を簡単に解決したり、 高い技術力や知識で思い描くことを実現する人々。 決して何かを壊したり悪いことをする人たちのことではありません。
ハッカーへご要望をいただければ、お酒をお楽しみいただいている間に、 それを実現してみせます。
なぬ、ハッカーがおもてなし?
Hackers Barでは現役のハッカーによるアプリ開発や商品開発の現場をライブでご覧いただくことができます。日常業務や新規ビジネスのためのシステム、生活を便利にするためのアプリなど、その場で注文いただき、その場で作ることも可能です。
アプリを注文?
ハッカーって自称するものなのかなあ(って自分のブログ名からしてブーメランだけど)と思ったり、「アプリが注文できる」ってそれは受託案件の受注では?なんて、若干の胡散臭さを感じていた。
どんなところだろうと思ってみても、なかなか個人ブログで「行ってきた」というエントリを書いている人がみつからない。
今回は、エンジニアの友人に誘われ、ハッカーズバーに行ってみることにした。
場所は東京ミッドタウンのすぐ近くのビル。
いかにもギロッポンなバーが入ってるビルなんだけど、本当に大丈夫なのかな…。そもそも六本木のバーに行ったことないや。
本当にここで合ってるのかなと思いながら中に入ると、普通に大人な雰囲気のバーだった。ひとつ違うのは、ディスプレイが設置されていて何やらコーディングをしていること。
(全景の写真を撮るのを忘れていた…。空間の雰囲気は 「ハッカーズバー」が六本木にオープン、ライブでプロトタイピングも 【@maskin】 | TechWave の写真がわかりやすいです。)
これはおもてなしをしながらライブコーディングをしているところで、Twitterの投稿を解析して特定の情報を集めるWebアプリを作っているところだった。技術にまだまだ疎い私は、PCの使い方だけでも見るのは面白かったな〜
さて、ハッカーズバーのメニュー。オリジナルカクテルはこんな感じ。
オリジナルカクテルは各1000円、チャージも1000円です。他にもビールやカクテル、ウィスキーなど、だいたいどこのバーにありそうな普通のメニューもある。
左:スパゲッティ、右:ブルースクリーン
不吉な名前だが、見た目はキレイ。スパゲッティの方はちょっとキツめで複雑なお味。。。(アブサンが入ってるらしい)
お酒を飲みながらゆっくりしていると、お店のハッカーの方から
ハッカー「近藤さんですか?」
私「あっ、そうですけども」
ハッカー「ハッカーズバーってTwitterでつぶやかれていたので」
私「ああ、よくご覧になってますね」
ハッカーは「ハッカーズバー」でエゴサーチしているらしい。(近藤的には、ハッカーなら私のことなど知らないでもっと超越してほしかった)
ちなみに、アプリの注文云々について質問したところ、バーの営業時間中に解決できることなら基本的に無料で承っているとのこと。初心者エンジニアさんがわからないことを尋ねるとかはよさそう。
持参したPCのバッテリーが少なくなってきたので、「電源借りれますか?」と聞いたところ
ケーブルが出てきた!!!これはやばい!!! ちなみにもちろんWi-Fiもあります。(Wi-Fiのパスワードが複雑な文字列で、kogaidanとかじゃないところが惜しい)
隣には、アメリカに留学してコンピューターサイエンスを学んでいるタイ人の旅行客が。日本語がとてもお上手で、タイで流行っているアニメやゲームの話題で盛り上がる。日本でも話題になった、タイ風のまどマギ同人誌を画面に映したり…(もちろんタイ人の絵師が遊びで描いたものらしいが>タイ風のまどマギ)
近い席に座ったIT系美女と名刺交換したり、なかよくなったり、他の人も同業者が多いということで話しかけやすかった。
ちなみに今回一緒にハッカーズバーに行った、SBクリエイティブの編集者さんから献本いただきました!!! 初めての担当書籍になるそうです。表紙がかっこいいよーーー
- 作者: 古川順平
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2014/08/21
- メディア: 大型本
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ということで、コミュ障な私でも友達ができた、ハッカーズバーでした。