ポモドーロテクニックってありますよね。25分作業して5分休憩する、というのを繰り返す手法です。
現在、負荷の高めな登壇に向けて作業をしているのですが、なかなか気が重い作業を、ポモドーロテクニックを使って効率的に進めることができたので、その体験について紹介します。
YouTubeのポモドーロタイマーを使う
25分をどうやって計るの? というのがありますが、YouTubeでポモドーロタイマーがアップされています。
私は雨の音や水の音を聞きながら作業すると落ち着くので、このようなYouTubeの画面をサブディスプレイに流しっぱなしにします。このポモドーロタイマーが始まったら、自分の中で「スッ……」と作業に移行できる感覚があったんですよね。25分間は不思議と作業に没頭できます。
そして5分間の休憩の間に、お手洗いに行ったり、お茶を淹れに行ったり、読書をしたりします。
座り作業と立ち作業を繰り返すのもおすすめ
私は現在、家での仕事環境として、FlexiSpot E7という昇降デスクと、アーユル・チェアーという姿勢矯正効果の高い椅子を使っています。
25分のセットで、座り作業と立ち作業を繰り返すのはちょうどいいように思いました。アーユル・チェアーは「坐骨で座る」ため姿勢改善効果が高い分、お尻が痛くなりやすいのですが、アーユル・チェアー公式サイトでも、30分に一度など定期的に立ち上がることを推奨しています。お尻が痛いのもありますが、そもそも座り過ぎが良くないからです。
私はある程度慣れてしまったので1時間以上連続して座れてしまうのですが、調子に乗って長時間座ると、お尻が痛くなったり、脚のむくみがひどくなったりして、作業の継続が困難になってしまいます。
ところが、25分+5分を1セットに、座る→立つを繰り返していると、お尻への負担も少ないように感じました。立っているときの作業も、時間を決めずに立ち作業をしようと思うとすぐ座りたくなってしまうものの、「25分間立って作業しよう」と思うと続けられるものですね。
ポモドーロテクニックは仕事中に使えるか?
今回は週末の個人的な作業だったので、ポモドーロテクニックが使いやすかったのですが、これが平日昼間の通常の仕事だと、さすがに25分ごとに読書などゆっくりしているのは気が引けるものがあります。
そんな私には、以下のブログで紹介しているやり方が参考になりました。
上手にデジタルと付きあう時間として利用
仕事中にちょっとSNSを見たり、インターネットで調べ物をしたりしたくなりますよね。それが、単なる遊びではなく、業界動向を知るなど、仕事にもポジティブな影響がある場合だとなおさら。ただ、SNSを見ていると「あれ、今何しようとしてたんだっけ?」と思うときがあります。そういう状態をなくすために、25分間はやるべき作業に集中して、SNSを閲覧するのはこの5分休憩の時間のみで行うというのは、いいなと思いました。
日程調整に利用
これもうまいと思いました。ちょっとした日程調整のメールなど、「すぐやれるんだけどあとでも構わない」といったタスクがたくさんあります。これを5分間の休憩の間にやってしまうというもの。めちゃくちゃ仕事量が多そうなのにメールが即レスな人は、普段こうしているのかなと想像してしまいました。
庶務をこなす
ゴミを捨てたり、洗い物をしたり、掃除をしたりといった庶務を、5分間の休憩で片付けるといったやり方。仕事が忙しくても、こういった庶務が溜まっていかないので精神的に楽そうです。ただこの方は、庶務をこなすのは午前中のみにして、午後はしっかり休憩しているとのこと。私もそうですが、最近はリモートワークをしている方も多いと思うので、家の仕事がさっと片付けられてよさそうに思いました。
ポモドーロテクニックは定番の時間管理術
前々から聞いたことがあり、過去にも少し実践していたポモドーロテクニック。以前試したときには習慣化できませんでした。しかし現在はリモートワーク、昇降デスクとポモドーロテクニックで捗るための環境も整っています。これから試してみたい方も、以前トライしてやめてしまった方も、またトライしてみると新たな発見があるかもしれません。
リモートワークをしていて、昇降デスクを持っていれば、ポモドーロテクニックはさらに有効に機能する
If you are working from home and have a standing desk, the Pomodoro Technique works even better.